さちのひとりごと

チキンハートなクライミング。

西上州:立岩3ルンゼ

2月12日(日)
7:00歩き始め 9:05登攀開始 14:00登攀終了 16時頃出合戻り 17:20車

立岩


立岩1ルンゼ

アプローチメモ:国道93→201を進み、大きな学校すぐ手前を右折して車で登って行くと、昭文社の「山と高原地図」に出ている「道場集落」を示す小さな看板がある。
そこで左折すると、工事現場になる。川の左岸にある立派な道で堰堤2個を越える。2個目の堰堤から見えるのが、1ルンゼである。またも、車道の近くから取り付ける米子クラスの滝だ。しかし薄氷で恐そう。
氷結のタイミングを掴むのは難しそうだ。

仕事用の車道が終わってしばらくは、左岸に仕事道がある。そこから川を左右に渡り返して行ける。
帰る時にわかったが、仕事道は概ね右岸につけられていた。しかし水量が極少ないので、沢を左右に渡りながら行っても、全く問題ない。
工事現場から約1時間で3ルンゼに着いた。見える所に立派な氷瀑がかかっている。
しかし初見なので、ここは2ルンゼかと思い、私は本流の上流を、YOUさんはこのルンゼの滝を、それぞれ偵察に行って、時間が過ぎていった。上流は開けて尾根状になるので、間違いなくここが3ルンゼということで、登攀を開始する。この間に来られたふたりパーティーの方方は、先にルンゼに上がって行かれたが、我々が先に出合に着いていたということで、先行を譲ってくださり、感謝。

3ルンゼF1

今回も全部YOUさんによるリード。F1は始めと最後が立っている氷瀑だ。

F1の登攀

続くナメ氷もスタカットでビレイしていただき、ビレイ点を求めて移動した。
結局F2左下のハーケン1本でのビレイとなる。

ナメ滝

F2は薄氷。

F2

F2の上部はプロテクションが取れず、ハンドサイズのクラックがあるが、カムを持ってきていないし、YOUさんは岩角にスリングをかけて、右へトラバースして巻いている。このトラバース、フォローもなかなか恐かった。トラバース終えて見れば、F2の落ち口には全然氷がなく、巻いて大正解だった。

F2トラバース前

続くF3も薄氷。アイススクリューのうち数本は貫通してしまい、根元まで入れることができない。
気休め的なプロテクション。度々アックスで岩を打つ。今回、岩を打つだろうから、普段は使わないアックスを持ってきた。旧クォーク(グリップレストなし)とシモン・アナコンダカップ・ライトが岩を打つ度に、どんどん効きが悪くなっていく。
リードはすごく恐いだろうが、私はビレイしているしかできない。
F3上の立ち木でピッチを切っている。

薄いF3

少し歩き、左岸のF4は日陰のためか氷結も安定して、傾斜もなく易しい。
しかし、このあたりからよれよれとなっている私は、「リードしなくてよかった。」と思った。

F4

しばらく歩いて行くと、F5(オクトバス)がある。全然繋がっておらず、空中状態。これでは登れない。

F5:オクトバス

あきらめて右岸方向へトラバースして、同ルートを懸垂下降する。

同ルート下降

F3上では右岸の木にスリングが残置されているが、ここから下るとロープが回収し難くなるという情報あり、互いにビレイして左岸に移り、スリングを残置して下った。

立岩3ルンゼは長さと難しさがあり、もう少し全体に氷が発達して安定していたら、すばらしいアルパイン・アイスという感じだ。
「オクトバス」が登れなかったからといって、こんな薄氷の危険を冒してもう一度という気にはならない。
アプローチもルート中も膝の故障が気になり、ノロノロ行動だった。
すべてスタカットでビレイしていただき、時間かかってしまい、申し訳なかったと思います。
今日もありがとうございました。
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[ 2012/02/13 16:31 ] アイスクライミング | TB(0) | CM(4)
No title
先週土、日曜日なら氷の状態は良かったと思います。その後の雨で融けたようです。立岩3ルンゼはまともに凍っていたらとてもよいルートです。

[ 2012/02/13 20:47 ] [ 編集 ]
No title
やばい、悪い氷のリード、ありがとうございました。
月曜日は12時間睡眠。ヨレヨレでした。
[ 2012/02/14 20:01 ] [ 編集 ]
No title
毎週厳しいアイスをやってますね!
[ 2012/02/14 21:18 ] [ 編集 ]
aoさん、
はい、正直このシーズンを越冬するために、体調コントロールであります。
日光の山、皆さんがんばりましたね~!
[ 2012/02/14 21:35 ] [ 編集 ]
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