さちのひとりごと

チキンハートなクライミング。

北岳バットレス;1日目

8月25日(土)
予定では1日目にピラミッド・フェースを登り、4尾根取り付きでビバーク。2日目に4尾根~Dガリー奥壁だった。しかし、いろいろな理由で変わっていった。

7:20広河原 白根御池~二股11:00 C沢~ピラミッド・フェース取り付き13:50頃 1ピッチ終了してC沢下降 ビバーク

ピラミッド・フェ^ス
まず広河原を出発して20分の所で、「大樺沢」の標識に従って左へ入る。ところがその直ぐ先でまた道が分岐していて、自然と御池小屋への尾根コースへ入ってしまった。ハイキングの初歩的なミス。
周りの人に聞くと、5~6人以上の人(それぞれ別々パーティー)が「私も、私も、私も・・間違えました。」と言っていた。ここで、約1時間のロス。今後の行程がきついものになった。

御池小屋経由で二股に降り、ビバークのために雪渓から垂れる水を各自3リットル汲んだ。
結構荷物が重くなり、2時間近くあえぎながらC沢出合いに到着。
ところがC沢手前のバットレス沢には、とうとうと水が流れていた。
バットレス沢の目印である大岩が見当たらない。本当にここか?岩に黄色のペンキで「バットレスガリー」と読めるような読めないような字が書いてあった。位置的に合っているだろうとのことで、C沢を詰める。

ピラミッド・フェース1P目

右に十字クラックを見る、間違いないはずのビレイ点からYOUさんが登りはじめる。しかし3級+にしては異様に難しいようだ。残置が少なくマスターカムとキャメロット#0.75を持って来ているが、もう少しないと恐そうだ。
ムーブも小さなフレークで体を振ったり、思い切って乗り込む所あり。2人ともアプローチの疲れで脚がつり、時間的にもあと5ピッチは無理なので、下りる。

米この記事をUPした後で、YOUさんから連絡あり。昔の写真集を見ると、この写真で登っているラインより約2m右に顕著なフレークがあり、そこが正しいラインらしい。でも、こんな立派なビレイ点があると、ついそこから直上してしまう。アルパインのルートファインディングは本当に難しい。

十字クラック

C沢を下って、某所でビバーク。シュラフカバーに入り、ツェルトをかぶって寝る。
ビバークってつらいイメージしかなかったけれど、この条件なら快適だ。
夕暮れの鳳凰三山を眺めて、テントの中ではなく本当に大自然の中で寝るのは、ぜいたくだ。

鳳凰三山

ビバーク・セット

なんちゃって、本当にピンチになってビバークは大変だろうけど。
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[ 2012/08/27 09:43 ] マルチピッチ | TB(0) | CM(5)
さっそくグリコのカレーを使ってますな~!夕立が無くて快適でしたね!
[ 2012/08/28 09:22 ] [ 編集 ]
軽いのが一番ですわ~。なお、無飲酒山行です。
[ 2012/08/28 20:03 ] [ 編集 ]
79年8月にバットレスに初見参でした。夜行電車とバスで広河原まで。
眠らないで歩いて、ピラミッドフェース~四尾根~中央稜~頂上へ17時に着きました。
四尾根に上がると富士山が見えました。その日は富士山大沢の大落石事故があった日でした。
ビバーク装備と水を2リット。天候不順で寒く、水を全く飲まずに頂上へ担ぎ上げました。
ビバークをしたくて、下山できましたが、頂上で泊まりました。
この日にパートナーと、翌年にモンブラン山群に行く計画が決まりました。

しかし今回は、残念ながら、私の山でのクライミング能力の劣化が、著しいのが判明しました(T_T)
79年にはあったマッチ箱のコル右奥のビバーク地も、86年には無くなっていました。
2010年の枯れ木の水平クラックから、チムニー右の岩塊が消滅したのを見て、崩壊は続いていると思いました。
C沢の状況を見ると、バットレスも北穂高滝谷のようになっていきそうです。
四尾根終了点から稜線までの高山植物が素晴らしかったです。



[ 2012/08/28 21:35 ] [ 編集 ]
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[ 2012/08/28 21:41 ] [ 編集 ]
私のいろいろなミスにもかかわらず、「付き合ってくれてありがとう」と言ってくださって、こちらこそありがとう。
次にもし行く時は2泊3日でお願いします。
[ 2012/08/28 22:33 ] [ 編集 ]
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