8月26日(日)
4:40 バットレス沢出合 b沢~下部岩壁~4尾根取り付き8:40頃 登山道14:00頃
八本歯のコル~二股16:10~広河原17:45

2009年、崩壊前に来た時は、バットレス沢を登ると簡単に右岸の草つきに上がれた。
しかしバットレス沢の下部から結構危険で、草付きに入るために、ロープを使った。
草付きには明確な踏み跡があり、今はb沢とc沢の中間尾根を上がっていくらしい。

踏み跡からbガリー大滝へのトラバースはザレ場で緊張する。
bガリー大滝1P YOU クラック状
2P さち スラブ
3P YOU  スラブ
花畑の中の明確な踏み跡を左へトラバースする。1回尾根を乗り越す。
Cガリー大滝上のガレ場をトラバースする。2010年4尾根上部が崩壊した岩がここに来ているので、悪い。
ここで失敗すれば、ただでは済まされない。

やっと岩に赤ペンキで「4オネ↑」と書いてあるのを発見した。しかし私の頭に「明確な踏み跡で尾根上を2つ越えるはず」という観念があり、下の明確な踏み跡に行ってしまった。ここはピラミッドフェースへ向かうバンドだった。再びペンキ印に戻ると頭の中に「4尾根へ向かう最後はロープが欲しくなるスラブだった。」記憶があり、それらしいスラブがある上に向かう。しかしYOUさんが踏み跡を見つけ、そのスラブはあった。3年前に来ているのに迷って30分のロス。このアプローチ初見のYUOさんの方が感がいい。

やっと4尾根取り付きテラス。ここでビバーク予定だった。

4尾根 1P YOU 出だしが嫌らしい。
2P さち 
3P YOU
4P さち ピラミッド・フェースの頭を巻いて、「白い岩」へ 「日本のいわば」のルート図と一致せず、記憶やや不明。でも、確かにこのピッチを登った。
5P YOU ルート全体の核心ピッチ。核心の三角な岩は3年前は豊富に残置ハーケンがあったが、抜けて地面に落ちていたり、折れている。右にもハーケンがあり、右のカンテを掴めば安心だったが、今はコーナー・クラック直上になってしまいがちだ。

核心部

フリーでは5.10aくらいだと思う。大き目のザックを背負ってフリーはできなかった。

マッチ箱手前

マッチ箱頂上より3m手前の下降点よりDガリー側へ懸垂した。3年前頂上からコルへ懸垂した時は、ロープが風に流されて、恐かったのだ。しかし、ここでロープがDガリー内の石にスタックしてしまい、回収とロープの整理に15分以上ロスをした。

新枯れ木テラスからマッチ箱を振り返る・
青が2009年のコルへの下降ライン。赤が今回のDガリー側への下降ライン。

新枯れ木テラスよりマッチ箱


6P YOU 立ち位置とロープ整理の関係でリードしていただく。しかし尾根上を登るのは難しく、左へ抜けて緩傾斜帯のリングボルト1本と岩角に掛けたスリングでピッチをきっている。なにか、この辺から3年前とちがう。

7P YOU ここから以前と様相がちがい、ルートがわかり難くYOUさんにお願いする。かろうじて残っている枯れ木のテラスというよりクラックで終了。

7ピッチ目

8P YOU 大崩壊地を見る。あまりにも崩壊が大きくて、画面に入りきれない。

大崩壊地

前はここから3級程度を登って終了できた。しかしその部分がごっそりない今、Dガリー奥壁へトラバースしなければ帰れない。

Dがリー奥壁へトラバースの始め

トラバースはそんなに難しくはなかった。何度もやった小川山マラ岩の頂上トラバースと同じだ。ただ、3000mの場所でそれをやるのと、チャートのためにフリクションはない。ハーケン2~3本あり。

9P YOU Dガリー奥壁の最終Pのチムニー。ザック背負っては厳しい。ハーケン3本あるが、カムは使えない。ビレイに余裕がなくて、チムニーの写真はなし。リードは空身でフォローが自分のザックを背負って荷揚げ中のザックを押しながら登る。厳しかった。

ルートが終わり、美しいお花畑なんだが、脱水のためにへたりこんでしまう。水がないのではなく、飲むひまがなかった。もちろん頂上を踏む余裕もない。

終了後の花畑

なでしこの仲間とウスユキソウ?


私としては脚の調子がいいので、いっぱいまでとばして、なんとか下山できました。
4尾根は崩壊後も登れます。しかし、バットレス沢を直登すると悪い。またC沢のトラバースも悪いです。
ルートグレードもピッチ・グレードも少しアップしていると思います。
私には体力的にとてもきつかったです。
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2012.08.28 / Top↑
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