穂高岳:コブ尾根(2)
5月4日(土) 1:00起床 2:45出発 コブ尾根の稜線5:00頃 コブ登攀開始7:00頃 コブ尾根の頭16:10 ビバーク地20:30 全部YOUさんのリード
コブ沢には途中までトレースがあったが上部からは下降しているようで、自分たち(YOUさん)がトレースをつける。上部は雪が硬く、ダブルアックスをフル活用した。

コブ沢には途中までトレースがあったが上部からは下降しているようで、自分たち(YOUさん)がトレースをつける。上部は雪が硬く、ダブルアックスをフル活用した。

見えてきた核心のコブ岩峰

しばらく雪稜を登ると、雪で支点を作り懸垂下降だった。こういうことをした経験がないから恐い。





コブ岩は左右真ん中どこでも登れるとかいう情報もあるらしいが、かえってルートがわかりにくいと思う。
YOUさんは右を偵察したが、やはり真ん中が正解らしく、残置ハーケンがあった。しかし、そのハーケンは半分までしか打ち込まれていなかったり、グラグラしている物も多く、落ちられない。

2ピッチ目は右へトラバースから始まり、後は記憶に乏しい。岩のピナクルでピッチを切る。
3ピッチ目は右トラバースしてリッジに出る。出てみてビックリ。ランナウトしたナイフリッジ。フォローもこわいよ~。我々はスノーバー1本なので、最後の下りの直前だけプロテクションあり。スノーバーをずらしながら下る。とても写真を撮る余裕なし。

ナイフリッジを少しクライムダウンした所に2か所残置支点があり、最初のピッチは5~7m、次のピッチは10m程度懸垂下降した。結果的に50mロープ1本でも下れたと思う。


この辺で岳沢を5時に出てきた大学生男子3人Pと別の男性3人Pに抜かれた。仕方ないか、私が遅いから。勘弁してください。
コブの上辺りから天気が悪化して、雪が舞い風が吹く。
コブを超えてもルート終了のコブの頭まで、雪質が安定せず、全パーティーが全ピッチ、ロープを使用した。
全7~8ピッチ。

ルートの終了点であるコブ尾根の頭ですでに16:10 疲労困憊と視界不良で記念写真を撮る余裕なし。
コブ尾根の頭からは名だたる岩稜 西穂~奥穂の縦走路の下りだ。
私が上からビレイしてもらって、後から下るYOUさんのために、岩角にスリングをかけて支点をとりながら下る。
とっくに日没してしまった。天狗沢対岸のある岩陰に下って20:30。先行Pが今日中に下ることは止めビバークするということで、私たちもビバークすることにした。3人、3人、2人でツェルトが3張。
岩陰とは言え、10数mの風が吹きまくり、雪と岩の上に直接座っているので、もちろん眠れない。時々ガスを焚いて暖をとる。
21時を過ぎてから、さらに後続2~3Pの方が下って行った。
翌日に岳沢に着いてみたら、なんとそのパーティーは隣のテントの方であり、午前2時に帰幕したとのこと。
お互い大変でしたね。お疲れ様です。

しばらく雪稜を登ると、雪で支点を作り懸垂下降だった。こういうことをした経験がないから恐い。





コブ岩は左右真ん中どこでも登れるとかいう情報もあるらしいが、かえってルートがわかりにくいと思う。
YOUさんは右を偵察したが、やはり真ん中が正解らしく、残置ハーケンがあった。しかし、そのハーケンは半分までしか打ち込まれていなかったり、グラグラしている物も多く、落ちられない。

2ピッチ目は右へトラバースから始まり、後は記憶に乏しい。岩のピナクルでピッチを切る。
3ピッチ目は右トラバースしてリッジに出る。出てみてビックリ。ランナウトしたナイフリッジ。フォローもこわいよ~。我々はスノーバー1本なので、最後の下りの直前だけプロテクションあり。スノーバーをずらしながら下る。とても写真を撮る余裕なし。

ナイフリッジを少しクライムダウンした所に2か所残置支点があり、最初のピッチは5~7m、次のピッチは10m程度懸垂下降した。結果的に50mロープ1本でも下れたと思う。


この辺で岳沢を5時に出てきた大学生男子3人Pと別の男性3人Pに抜かれた。仕方ないか、私が遅いから。勘弁してください。
コブの上辺りから天気が悪化して、雪が舞い風が吹く。
コブを超えてもルート終了のコブの頭まで、雪質が安定せず、全パーティーが全ピッチ、ロープを使用した。
全7~8ピッチ。

ルートの終了点であるコブ尾根の頭ですでに16:10 疲労困憊と視界不良で記念写真を撮る余裕なし。
コブ尾根の頭からは名だたる岩稜 西穂~奥穂の縦走路の下りだ。
私が上からビレイしてもらって、後から下るYOUさんのために、岩角にスリングをかけて支点をとりながら下る。
とっくに日没してしまった。天狗沢対岸のある岩陰に下って20:30。先行Pが今日中に下ることは止めビバークするということで、私たちもビバークすることにした。3人、3人、2人でツェルトが3張。
岩陰とは言え、10数mの風が吹きまくり、雪と岩の上に直接座っているので、もちろん眠れない。時々ガスを焚いて暖をとる。
21時を過ぎてから、さらに後続2~3Pの方が下って行った。
翌日に岳沢に着いてみたら、なんとそのパーティーは隣のテントの方であり、午前2時に帰幕したとのこと。
お互い大変でしたね。お疲れ様です。
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2013-05-07(Tue)
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