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今更のエイトノット

10月19日(土) PUMP川口店で。
5月~8月の伊東スクールで私が12年間結んでいた「エイトノットが間違っている。」と指摘されて、大ショックだった。そこで今日はPUMP川口店スタッフの丸山さんに教わりながら、これを検証した。

まず私が従来行っていたエイトノット。

私のエイトノット
伊東講師によれば、黒↓の部分でロープ同士が交差するので、ほどけたりすることはないがロープが傷み易いとのこと。

私のエイトノット側面

しかしずっと行っていたこのエイトノットは交差しているために、テンションがかかった後でほどきやすい。

テンションが入った私の8ノットを解く

でも正しくないと言われたらどう結べばいいのか、自分でいろいろ工夫したのがこれです。

交差しないエイトノット

一見ロープがどこもクロスしていなくて美しい。しかしこれにテンションが入るとこうなってしまう。めちゃくちゃクロスしてしまい、ほどけない。ロープ結びはフォールした時こそ真価が問われるのでは?

交差しないエイトノットにテンションが入った

間違っていると指摘されても、では具体的にどうすればよいのかという回答がない。
そこで丸山さんに質問するとほんの1~2分で回答が得られた。私のエイトをなぞって行く時に、右から入らず左から入って後は普通になぞって行けばよい。たぶん、内から入っている所は内へ、外から入る時は外へということだ。

推奨のエイトノット

これにテンションが入ると若干ほどき難いが、ほどけないというほどではない。

推奨のエイトノットにテンションが入った

エイトノットの一部が交差していても、落ちた時に交差している部分がこすれることは少ないだろう。
でもわかったからには、これからは交差しない結びをしていこう。
丸山さん、ありがとう。

写真も解説もわかり難くてすみません。
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2013-10-20(Sun)
 

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No title 

エイトノットは適当に結んでも問題は少ないです。傷みやすいというなら、ブーリンノットはもろに交差状態です。ロープが最も痛むのはカラビナにテンションしたときで、ノットから先です。

ブーリンノットは硬いロープだと緩みやすいです。ブーリンノットで日和田山女岩のハングで、トップロープが解けたのを目撃しました。その話をある方にしたら「俺もそれで墜落して、救急車で運ばれた」と言ってました。

ブーリンノットは岩角に擦れると簡単に緩みます。変形ブーリンというのもありますが、ぱっと見た目に間違っているかわかりにくです。エイトノットの最後の部分にロープを通し忘れて墜落した人がいましたが、ほどけませんでした。エイトノットは確認しやすいのと、安全性が高いと思います。

トップロープのビレーは確保側の手を離さなければ、何でもいいのです。トップロープしかやらないのなら持ち替えでもいいですが、将来リードをビレーするときに、スムーズなビレーはできないでしょう。トップロープなのに、ブレーキアシスト機能のデバイスでビレーしていても、手を離してグランド事故がありました。
私が体験した中ですが旧グリグリ、シンチ、スマート、クリックアップを使ってみて、扱いやすさやコストパフォーマンスで、スマートが優れていると思います。

懸垂下降でのノットですが、私はエイトノットです。以前岳連の講師に、引き裂きエイトノットを教えてもらいました。結ぶのは簡単ですが、荷重するとノットが緩む気がしたので、すぐに止めました。本結びも同じ人に教えてもらいましたが、簡単にほどけるのでやめました。
いろいろなノットを覚えるよりも、確実で安全なやり方を、各場面で応用できることが大事です。
私はクライミングでブーリン(自分に直に結ぶときのみ)、エイト、テープ、プルージック、インク以外は必要性を感じません。

岩と雪、Rock&Snowに掲載された記事なんかあてになりません。記事を書いた人が検証したのではなく、おそらくどこかからの記事引用でしょう。
2013-10-24 15:23 | you(動物写真家) | URL  [ 編集 ]

No title 

YOUさん、いろいろとありがとうございます。
スタンダードな技術というのは必要なことと思いますが、技術も用具もみんな一長一短ですね。
完璧なものはないし、いろいろ検証されて変わったりしますね。要するに自分が確実にできて、できるだけ安全な方法が良いということですね。
私もやっとスマートの扱いに慣れてきました。
でもマジトライの時は、ATCガイドでビレイしたいと思います。オートロックのビレイディバイスはみんな繰り出しが遅くなるように感じています。
ATCガイドについても、数年前の物はリードのビレイで繰り出し難かった。でも今のモデルはOKです。器具もいろいろ変わります。
2013-10-24 21:33 | さち | URL  [ 編集 ]

No title 

新規購入したロープの取説に、ロープは使い続けると最大10%縮むと書いてありました。縮む=太くなるで、毛羽立ちと合わせると、フリクションが増大します。つまり、登ると重い。。。
スムーズなビレーをするなら、新品と使い古したロープでは、ビレーデバイスも取り換えたほうがよいでしょう。
当然レッド・ポイント狙いは新品ロープで。
2013-10-24 22:11 | you(動物写真家) | URL  [ 編集 ]

No title 

了解で~す。
私はマジトライがなかなか来ないから、新品の出番が来ない。
2013-10-24 22:24 | さち | URL  [ 編集 ]

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