さちのひとりごと

チキンハートなクライミング。

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芦廼瀬川本流:3日目

9月22日(火)
泊場 6:45 S字淵 8:19~9:10 傘捨谷 12:14 狼返しの滝 12:18~12:50 堰堤前小沢 13:10 駐車場 13:30

この日はシャリバテのためになかなか進めない。
最初の難所はS字の淵。ここは泳いで取りつくが、右岸から巻くこともできる。

S字の淵

YOUさんが疲れた体で泳いでくてれ、取りつくためにカムをセットし、ハーケンを打っている。半身水中に浸かりながら15分もやっているので。「消耗するから~。」(もうやめて高巻きましょう。)と言いたいが、最後の頑張りをしてくれて突破する。

S字を超える

S字の淵を俯瞰する

左岸から傘捨谷がすごいゴルジュとして合流する。この谷が出会えば、そろそろ終わりだ。ほっとする。

傘捨谷

最後はみなさんが飛び込みを楽しむという、狼返しの滝。もちろん我々にそんな余裕はない。

狼返しの滝

YOUさんが最後の力を振り絞り左岸から右岸へ泳ぎ、岩を登る。

狼返しの淵を泳ぐ

しばらく歩くと堰堤だ。やった、終わりだ。堰堤直前の小沢を登る。小沢の途中にも堰堤があるが、踏み跡があり、容易に越えられる。自転車デポ地にバッチリ出た。

堰堤:遡行終了

しかしこれから車回収のために、16~18㎞自転車で行かねばならない。そのために2口のお菓子と少々のポカリスエットを残しておいた。
数秒後、2台のRV車が下ってきた。奥駆縦走路を歩いて来られた地元の山屋さんだった。
「十津川に下られるのでしたら、七泰の滝まで乗せてください。」快諾をいただいて、本当にありがたし。
「1泊の予定が2泊になりまして・・・」
「エサがなくなっちゃった訳ね。」山屋さんなので、すぐ理解してくださった。ホントにありがとうございました。

車回収後十津川村で蕎麦を食べて、少し行って 下道を延々と走り、23日1:00御在所SA着 寝る。
9月23日(水) 8:07 御在所SA 自宅 14:00

装備:8㎜50mロープ1本 マスターカム下から2~3個 エイリアン黒 キャメロット#0.3~0.75 ハーケン5 ハンマー1
一般登攀具 ファイントラックツェルト(使用せず) ライフジャケット ファイントラック下着上下 モンベルのウェットスーツ 夏シュラフ 少々の防寒具。

今回最高気温25℃ 最低気温16℃ 水温は暖かかったが、水から出ると下着を着ていない部分が寒い。この山域、この条件ではネオプレーンのスーツよりファイントラックかな。

岩は花崗岩ではなく、つるつる滑る。泳いで行っても滝に取りつき難い。ゴム底よりフェルトがやや有利。それでも滑る。
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Comment

 

芦廻瀬川は明るいエメラルドグリーンの美しい瀞と滑。暗いゴルジュに懸かる滝と渦巻く釜が変化に富んでいました。瀞の美しさは赤木沢手前の黒部川を思い出しました。しかし、楽しんでいる余裕はなく、写真もうまく撮れませんでした。渓相は素晴らしかったです。この谷に注目したのは志水哲也氏のブログからでした。
今回のギアの選択はバッチリでした。クライミングは大丈夫。しかし泳ぎは下半身がすぐつかれてしまい、上半身で泳いでいました。
一度目の泳ぎで成功しないと、二度目はパフォーマンスが落ちて、敗退になると思いました。
丹波本流の去年敗退した丸山入道淵みたいでしたが、もう二度と来ないであろうから、死に物狂い。岩に取り付いてもホールドはヌルヌル。私の体重は重かったですが、さらに水を吸ったウェットスーツは重くて、その度に吠えてしまいました。この沢ではウェットスーツとライフジャケッはマイナスでした。
私は水泳で疲れて2日とも夕方には脚が攣りました。
二日目のビバーク地は最高でした。この沢は難しくないけど、堕ちて流されて滝壺行きみたいな所が随所にあり、気が抜けません。そこを確保しないで行けるのが、沢に慣れた人たちなのでしょう。
ろくに食べていないのにS字なんかで遊んだので、ただのゴーロ歩きがヘロヘロになりました。
数歩歩いてはストックのグリップに顎を乗せて休んでいました。陽当りのよい斜めの岩の上でうつ伏せで眠ってしまいました。トカゲの昼寝状態でした。ああ、気持ちよかった。これで少し回復しました。
この沢はアプローチはゼロですが、内容は上ノ廊下を上回ります。
いつかは例のところに、釣りと焚き火と川下りにいきましよう。
あと二回悪天で計画が流れた北アルプスのあの沢にも。
那智の滝もお忘れなく。
  • posted by you(動物写真家) 
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  • 2015.09/29 00:03分 
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関西の沢 

フリークライミング専門のchicken heartさんかと思っていたら、関西の沢迄行くとは、少しの驚きです。丹沢の沢の記事は読んでいましたが、、、。あっと雪山もありましたね。さてこの沢は水の色が素晴らしいですね、エメラルドグリーンとでも言いましょうか、上の廊下は明るいけど、ここは狭く暗い感じがします。By the way,先日4ヵ月ぶりに、雨で日和田が中止になった為ベースキャンプでフリーをしました。知り合いも数人にあいましたが、アドネラリン全開で大変楽しかったです。本調子まで何とか、Never give up!
  • posted by 元会員kawa 
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  • 2015.09/29 15:48分 
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YOUさん、書き込みありがとう!!
エネルギー乏しい中の全力疾走、すごく厳しかったと思います。すみません、ありがとう。
この沢は車道が近いとはいえゴルジュですから、エスケープはそんなに容易ではありませんね。
カムのサイズが勘でピッタリ当たったこととか、アルパインのセンスがないと行けないなと思います。
川下りと1700m下りは厳しい。源流釣りがいいな。
  • posted by さち 
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  • 2015.09/29 20:16分 
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KAWAさん、ここの水の美しさは写真では全然でていないです。南紀の方には良さそうな沢がいっぱい。そして北の地方にも・・・・。ですが、残された時間はいっぱいないですね。フリーの方は万年リハビリっていうか、低下の一途です。
  • posted by さち 
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  • 2015.09/29 20:20分 
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今回は多くのことを学びました。やはりフリーと同じく、限界に近いことをしないと、得るものはないです。
泳ぎに失敗しても危険はなく、帰るだけなので、思い切り行きました。
丸山入道淵敗退は去年ではなく今年でした。水泳はフリークライミングと同じです。
泳ぐ沢の基本です。これがダメだとどうしょうもありません。今回はかろうじてセーフでした。
泳ぐときのザックの処理とか、道具の使い方とか、新たに実験してみたいです。
今回の経験が次の目標に活かせたらいいです。
吉岡氏のトポを見たら核心はハーケン3本。あっています。1日目の泊場に後続引き上げ用と思われるものが1本。全行程でこれだけでした。
今回3日間は我々だけの貸し切り。なんて贅沢な沢旅だったのでしょう。
  • posted by you(動物写真家) 
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  • 2015.10/01 18:01分 
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YOUさん、充実感を味わっていただけたのなら、私もうれしいです。入道淵は昨年ですよ~。だって今年は樅の木沢とここだけですから。1級→いきなり4級ですね。
私はゴルジュ突破とかしなくていい。沢での生活係りはお任せあれ!美味しいものは担げないけれど、焚火には自信あります。釣りもこれから修行しますよ。
  • posted by さち 
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  • 2015.10/01 20:12分 
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びっくり5.11 

沢や釣りの途中で、すみません。昨日4か月ぶりに行きつけのジムに行きました、なんと会の女性が、グレードが甘いジムとは言え5.11aを軽々と登っていました。私がいない間に、あっと言う間に成長していたのでした。「登れる所を、楽しんで登れば良い」なーんて言っている場合ではなくなりました。会では長老なので、そこそこ登れなければ、顔がたちません。膝も治ったので本気モードに突入しなければならなくなりました。
  • posted by 元会員kawa 
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  • 2015.10/02 16:18分 
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KAWAさん、膝が治ったのですね!喜ばしい。
でも若い人に頭を踏まれることは通常なことです。
身体能力の差がありますものね。
あんまり気にしないで、自分のクライミングを頑張りましょう!
  • posted by さち 
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  • 2015.10/02 19:32分 
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もしかして認知症かも(^_^;)
  • posted by you(動物写真家) 
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  • 2015.10/03 01:17分 
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