フォール
2016年4月16日(土) 日曜日の天気予報が悪いので、1日だけの予定で岩場に行った。
ずっとやっている由布姫に関しては、登りたいのだけれど、恐いというのが正直なところ。
ずっとやっている由布姫に関しては、登りたいのだけれど、恐いというのが正直なところ。
由布姫 5.10d(数人の人の評価は5.11b)
1便目:あぶみでTR張り
2便目:TRで2回目くらいのノーテンション ムーブが確立されたと感じる。
3便目:RPのかかったリード。核心を越えた。さらに4~5ピン間のランナウトを越えた。ところが今までできていたとはいえギリギリのリーチだった5ピン上が届かずにフォール。ほとんどテンションみたいなフォールだったので、自分ではがんばっているつもりでも、粘りが足りなかったのか。届かなそうなら戻っったらよかったかも。
非常に悔しい思いをした。またこの便で登れなかったことにより、後に重大事になった。
4便目:リード 核心で左手が横状ホールド、右手が玉ねぎホールド。さらに左手がガストンで左右足を横クラックに揃える。
右足を玉ねぎに上げる。(この時、右手はどこだったか不明。玉ねぎに手に足じゃない。)
左足は横クラックにあったが、ムーブ成功した時は、横クラックのさらに左にスメアする。
なぜかこのスメアに対して気持ちが引けた。
もっと良いスタンスに立ちたかった。なぜか少し右上のややしっかりしたスタンスに左足を上げて立ちこんだ。
右手を伸ばしてカンテを取りにいく。このカンテが取れれば実質は核心の終わり。
カンテから次のガバまでは私だけの秘密のホールドがあり、ほぼ失敗なくいけるからだ。
しかし左足を1歩上げたことで却ってバランスが悪くなり、カンテの効く所まであと2~3㎝だった。
手がカンテを保持したが、止まらなかった。
ここまで来るとボルトが足元なので、テンションという訳にはいかない。
この核心ムーブの途中ではクリップできない。
「フォールする勇気がないと、このルートは登れないね。」と前から話し合っていた。
テラスまでの距離は十分に計算してあった。3ピンにクリップしていれば、テラスには落ちない。
途中何かにぶつかるのではないか?それも考えた。
しかし傾斜85度あるので、フォールラインは空中に弧を描いて岩から離れるから大丈夫だ、とも話し合った。
予想通り体が軽く弧を描いて落ちた。ギリギリでムーブを起こして落ちたので、顔は正面を向いていて下を見なかった。
約2.5m落ちてつま先が垂壁にぶつかり、テラス上1.5m?で止まった。
テラスに落ちたり、突起物にぶつかっていない誰でも体験する通常のフォール。
ぶら下がった瞬間、足首の内部に異様な感覚がある。一歩も左足を着くことができない。
たぶん骨折した。壁からそのまま安定した所までロワーダウンさせてもらい、そのままストックに体重を預けて登山道へ。
荷物や回収はお願いするしかない。
時間がかかるので、私自身は先に降りる。平らな所は四つ這い、階段状はお尻をついて降りる。
下部1/3に達して、登山道が完全に階段状になった。よかった。ここからはお尻をついて楽に降りられる。
しかし周囲の人の強い勧めで、ここからはYOUさんに背負われて降りた。
周囲の方々に回収を手伝っていただいたり、荷を背負っていただき、肩を貸していただいて感謝。ふたりだけではできない。
1便目:あぶみでTR張り
2便目:TRで2回目くらいのノーテンション ムーブが確立されたと感じる。
3便目:RPのかかったリード。核心を越えた。さらに4~5ピン間のランナウトを越えた。ところが今までできていたとはいえギリギリのリーチだった5ピン上が届かずにフォール。ほとんどテンションみたいなフォールだったので、自分ではがんばっているつもりでも、粘りが足りなかったのか。届かなそうなら戻っったらよかったかも。
非常に悔しい思いをした。またこの便で登れなかったことにより、後に重大事になった。
4便目:リード 核心で左手が横状ホールド、右手が玉ねぎホールド。さらに左手がガストンで左右足を横クラックに揃える。
右足を玉ねぎに上げる。(この時、右手はどこだったか不明。玉ねぎに手に足じゃない。)
左足は横クラックにあったが、ムーブ成功した時は、横クラックのさらに左にスメアする。
なぜかこのスメアに対して気持ちが引けた。
もっと良いスタンスに立ちたかった。なぜか少し右上のややしっかりしたスタンスに左足を上げて立ちこんだ。
右手を伸ばしてカンテを取りにいく。このカンテが取れれば実質は核心の終わり。
カンテから次のガバまでは私だけの秘密のホールドがあり、ほぼ失敗なくいけるからだ。
しかし左足を1歩上げたことで却ってバランスが悪くなり、カンテの効く所まであと2~3㎝だった。
手がカンテを保持したが、止まらなかった。
ここまで来るとボルトが足元なので、テンションという訳にはいかない。
この核心ムーブの途中ではクリップできない。
「フォールする勇気がないと、このルートは登れないね。」と前から話し合っていた。
テラスまでの距離は十分に計算してあった。3ピンにクリップしていれば、テラスには落ちない。
途中何かにぶつかるのではないか?それも考えた。
しかし傾斜85度あるので、フォールラインは空中に弧を描いて岩から離れるから大丈夫だ、とも話し合った。
予想通り体が軽く弧を描いて落ちた。ギリギリでムーブを起こして落ちたので、顔は正面を向いていて下を見なかった。
約2.5m落ちてつま先が垂壁にぶつかり、テラス上1.5m?で止まった。
テラスに落ちたり、突起物にぶつかっていない誰でも体験する通常のフォール。
ぶら下がった瞬間、足首の内部に異様な感覚がある。一歩も左足を着くことができない。
たぶん骨折した。壁からそのまま安定した所までロワーダウンさせてもらい、そのままストックに体重を預けて登山道へ。
荷物や回収はお願いするしかない。
時間がかかるので、私自身は先に降りる。平らな所は四つ這い、階段状はお尻をついて降りる。
下部1/3に達して、登山道が完全に階段状になった。よかった。ここからはお尻をついて楽に降りられる。
しかし周囲の人の強い勧めで、ここからはYOUさんに背負われて降りた。
周囲の方々に回収を手伝っていただいたり、荷を背負っていただき、肩を貸していただいて感謝。ふたりだけではできない。
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2016-04-16(Sat)
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大変な事に!!
こんばんは、本どころではありません。前の二つのメールを飛ばしました。しかし元気を出して下さい。入院したら、直ぐ、駆け付けます。労山の新特別基金に入っていますか?何かしら手伝える事があればメールしてください。
NoTitle
Kさん、ありがとうございます。特別基金の恩恵を受けるつもりはありません。一般の保険で補償されます。
公にしないでおこうかと思いましたが、書くことで気持ちの整理がつくので。
公にしないでおこうかと思いましたが、書くことで気持ちの整理がつくので。
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