さちのひとりごと

後ろから声がして、私より遅く出発したＨさんとＹさんが、すべての荷物を背負って追い付いています。
「荷物で重しをした方が、吹き飛ばされないから。」確かに。

山頂で、3人で写真を撮ることができました。



この登頂もとてもうれしかったです。
今日ダメだと、もう1回北海道まで来ないといけないかも。
また、荷物背負っての急登は今後の私にできるのか？？

Ｈさん、Ｙさん、御心配おかけして、いろいろありがとうございました。
ここで、バンザイのお別れして、後はそれぞれのペースで下山します。

最近の常として、下山にかかると晴れかな？



でも、そうもいかないで、下山していくと羊蹄山は再び雲の中です。
後で聞いた話によると、8時～10時に登頂した人は山頂が晴れていたようです。雲海の中で遠望はあったはどうか？

往路と同じ真狩コース9合目を経て、小屋に下ります。



小屋の徒歩3分ほど手前に水が滔々と流れていました。下山のための水汲みをします。



この水は北海道のエキノコッカス心配のため、煮沸しないと飲めません。
煮沸したお湯はお茶として飲まないと、プラティパスには入れられません。なので、小屋で1時間も休憩しました。



さて、比羅夫コースを下山します。

サンカヨウ



サンカヨウとシラネアオイの競演。



足を捻らないように慎重にマイペースで下山します。
途中、9：45頃、最初の下から日帰りの人に抜かれました。











半月湖野営場が近くなって、美しい樹林です。でも、アブやブヨがいっぱいです。



半月湖野営場到着。



日帰りで登って来られた方に、比羅夫駅まで車に乗せていただきます。ありがとうございました。
この方は、小屋から登った私と同じ時間に下山しています。



比羅夫駅の周辺にはお店は全くないけれど、駅でビールを売っていて、行動食の残りでひとり宴会です。



登れてよかった羊蹄山。皆さんに感謝！